芸妓さん舞妓さんが京の春に舞う、「都をどり」を見に行ってきました!
都をどりは、京都五花街のなかでも、もっとも華やかな祗園甲部の京舞の舞台。
明治5年に始まり第143回目となる今年は、琳派400年記念で「花都琳派染模様」をテーマにした演目です。
場所は祗園甲部歌舞練場(2014秋の洛趣会も、ここでした)。チケットはS=茶券付特等観覧券なので、
踊りを見る前に庭を見たり、芸妓さんのお点前を見ながらお茶をいただいたり、
「雑事を忘れて、ゆっくり楽しんでいっとくれやす」という祇園流おもてなしに身をゆだねられます。
庭には、先日来の無情の雨をしのいだ桜や今が満開しだれ桜に、新緑が。
建物の中では、京の味わいの老舗「百味会」の展示があり、虎屋さんでは演目にちなんだ美しい和菓子が。
その虎屋の和菓子もいただける、お茶席へ移動。
待つことしばし・・・現れたるは、ほんに祇園のきれいどころ。きょうの点前は芸妓の真希乃さん。
(すすすっと畳の音を引くお引摺り姿は、もう一瞬にして言葉づかいも昔口調に変えてしまう美しさ!)
見惚れているうちに、お菓子と抹茶が配られました。
お菓子のお皿は、おみやげでもあります。
お皿の柄の色は数色、裏には毛筆で都をどりと描いてあり、これを集めている人も多いのだとか。
(ウチの食器棚にも数枚ありましたが、祖母が大事にしていたそうです。イベントの少なかった昔、
都をどりは庶民が心待ちにし、よそゆきの着物で出かけたハレの場だったのでしょう)
舞妓さんの、だらりの帯。お茶席も終了し、踊りの会場へ。
会場は満席になり、照明が暗くなって「みやこおどりは、よーいやさ〜」の声が。いよいよ開幕!
地方さんの名人芸に感心し、立ち姿だけでも美しい一人の芸妓さんに目が釘付けになり・・・
第1景から第8景まで幕間なく、華やかな舞を堪能しました。
余談ながら・・・姫丸の隣の隣の席は、俳優さん?とも思える超イケメン!
舞台を見ながら、ついチラチラ横顔を拝んじゃいました。こちらもステキだったわ〜♪
都をどり、4月30日(木)までやってますよ〜! → 都をどり公式ホームページ
かわいい 百味会の展示にあった鶴屋吉信の和菓子
京都五花街(祇園甲部・宮川町・先斗町・上七軒・祇園東)の踊り
都をどり :2015年4月1日(水)~ 30日(木)祇園甲部歌舞練場 → http://www.miyako-odori.jp
京おどり :2015年4月4日(土)~ 19日(日)宮川町歌舞練場 → http://www.eonet.ne.jp/~miyagawacho/
鴨川をどり:2015年5月1日(金)~ 24日(日)先斗町歌舞練場 → http://www1.odn.ne.jp/~adw58490/
北野をどり:2015年は4月7日で終了 上七軒歌舞練場 → http://www.maiko3.com/
祇園をどり:秋に開催 日程未定 祇園会館 → http://www.gionhigashi.com/
京都、行こうかな〜っと、とりあえず宿をチェックしてみる!
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