京都・錦小路 見上げれば若冲展 (^o^;)

昨年は琳派400年、今年は伊藤若冲の生誕300年。この世のものとは思えないほど生命力あふれる、
どこかかわいい動物たち、華麗な花々、その鮮やかな色づかい。姫丸も大ファン f22.gif
東京では若冲展に、若冲の京友禅「若冲プライスコレクション着物」も、まもなく始まります。

若冲生誕の地・京都では・・・おおっ!見上げれば若冲展(^o^;)を開催中ではありませんか;;;

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寺町から錦小路を見ると、天井からトラさんが。お漬物うまかったよ、という表情にも見えます^o^;;

若冲は、ここ錦小路の青物問屋の跡取り息子として育ち、家業を継ぎましたが、40才にして絵師に。
吊り下げポスター(?)の画質はどうあれ、300年も後に地元の商店街が祝うなんて素敵です。

歩いていくと、かわいい子犬たちも。
若冲の絵は、細部までとても緻密。動物も一匹ずつ個性が見えるほどの表現力だといいます。

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海の生き物たちに、鶏さんも見えてきましたよー。鮮魚屋さんの提灯も、風情があります。

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錦小路は京都の台所。年末には必ず「新年の準備に訪れる人達でにぎわう商店街」とテレビに出ますが、
いまや外国人にも大人気の観光名所。
古くからの店が観光客相手の店に変わったり、昔ながらの庶民の台所風情は失われつつあります。。。

錦小路の出口(烏丸側)は、オウムさんです。

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錦小路を出て振り返ると・・・右側の鶏さん看板に「若冲の生家跡」とありました。

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そこからまた錦小路を上を見上げつつ引き返すと・・・錦小路神社が見えて、寺町に戻ってきました。
往復25分ほどの展覧会(^o^;)でした。

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若冲 生誕300年記念イベント

4月22日(金)〜 5月24日(火) 東京都美術館「若冲展」 → 公式 特設サイト

4月24日(日)夜9:00  NHK特集で若冲

4月27日(水)〜 5月3日(火)若冲の着物と帯! 大丸東京店「若冲プライスコレクション着物」
きもの関連イベント情報サイト「きものタイムズ」で紹介! → こちら
大丸東京店にも予告が掲載されました! → こちら

琳派ロックな着物、キーヤン繪舞台!

涼しくなりましたね〜。今年は琳派400年記念祭、京都は、琳派イベントが彩る秋を迎えます。
その幕開けをド派手に飾ってくれるのは、京都が産んだ「ロックな絵師」キーヤンこと木村英輝さん。
ロックコンサートのプロデューサー → 還暦を機に一転絵師に目覚めたキーヤンは
「偉い人よりカッコいい奴でいたい。美術館に展示される絵よりも街に輝くポップな絵を描くだけ」
展覧会なんて柄じゃない、という感じでしたが、この秋ついに! 時代に引っ張りだされた、のでしょう、
「キーヤン コレクション 繪舞台 琳派ロック」が京都タカシマヤで開催中です!

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入り口では、サイの親子が「よう来たな」って感じで、お出迎え。
祝い花のカードに「わーい」なんてメッセージが書いてあるのも、キーヤンならではかな。なんたって
ゾーさんだって飛んじゃってるんですから・・・

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こんな部屋で飲んだら、酔い方がコワイ。こんな部屋で寝たら、どんな夢がみられるのか、みてみたい。
酒の彼方、夢うつつには、こーんなヒマワリに囲まれてたりして。

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キーヤンの絵は、いまやドレスやTシャツ、バッグ、扇、器などにも展開されています。
ハスの花と水辺の生き物は、青蓮院門跡の襖絵以来、人気のモチーフのひとつ。

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今回は、着物も3点。キーヤンの鯉が泳げば、白無垢も、このド迫力!

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この表情!ヒョウは、生きているような存在感。着物に丸い帽子、というのもイヒョーをついてます f05.gif

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さて次の展示室へ・・・と、あ・・・そんな、すごいカッコしちゃって・・・ゴーギャン琳派!?

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絵柄にも大きさにも度肝を抜かれた作品は、高さ3m×幅90cm×10という超大型のタペストリー、
題して「Heian BaRock(平安バロック)」。タペストリーは他にも3点あり、圧倒されました。

こちらも大型、12面の屏風絵4点は、それぞれ春夏秋冬を描いていて、素直に素敵〜 2h03.gif でした。
春の屏風は、和の優美な雰囲気です。

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これは夏(の一部)で、濃密にして涼しげ。タカシマヤのショーウィンドウを飾っていたときから大好き♪

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そして、秋を彩るのは、この屏風絵。生命の躍動感、すごいです。

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あなたにも、姫丸にも、たくさんきものを楽しめる、実り多き秋になりますように!

0d04.gif 琳派400年記念祭 特別展覧会
キーヤン コレクション 繪舞台 琳派ロック
京都タカシマヤ7階グランドホールで開催中。9月17日(木)まで。
くわしくは → こちら
0d04.gif 木村英輝オフィシャルサイト&オンラインストア → こちら0d04.gif Ki−yan kyoto – もうひとつの京都探訪
キーヤンの絵(壁画、襖絵、天井画etc)がある京都の美味どころ満載。
絵の魅力だけでなく、なぜその場所にはその絵なのか、背景にある京都の人と文化さえ浮き彫りになってくる、見応え読み応えバッチリの本です →

京都の秋は、琳派イベントが続々。NEXT 琳派は・・・

t13.gif 琳派誕生400年記念 琳派 京(みやこ)を彩る t13.gif
10月10日(土)~11月23日(月・祝)京都国立博物館 平成知新館にて。詳しくは → こちら

祇園祭の鉾建を見て回る

もう夏になりましたね f16.gif 京の町はBGMもコンコンチキチン、祇園祭一色になってきました。
昨日、姫丸は四条烏丸界隈を歩き回りましたが、四条通りには長刀鉾や月鉾が堂々、これぞ祇園祭の風景。
でも、ひとすじ入れば道いっぱいに鉾や山の組み建て中。祭りを裏で支える、町の顔に出会えました。

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奥のほうにも、もう一基、鉾が見えますよね。

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こちらも、見事な飾り付け、雄とした佇まい。でもまだ台車がついていませんね。
鉾はクギなどは使わず、縄でしばって組み建てられます。鉾へは、町家からつながる通路を渡って登ります。
(お稚児さんが乗る長刀鉾など有名鉾にも登ってみることができます!→ 拝鉾料1000円〜1500円)

こちらは鉾と違って「山」です。まだ骨組み。
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もともと祇園祭は男が主役。お稚児さん(男児)に関わるのも男のみ、鉾や山の組み建ても男衆。
ふだんは静かな町なかで、京男たちをこれほど一時に見られることって、ないんじゃないかしらん。

こちらの山「山伏山」の町家では、代々受け継がれたお宝を展示・公開していました。
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小さな一画ごとに、職人の町もあれば、商売の町もある。そんな町姿も見られました。
こちらは卸などの会社が多い一画だけあって、鉾の周囲のテントでは、お守りや何やら商売にも熱心。
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四条通りに面するデパートのディスプレイも、祇園祭!

高島屋は、Rockな絵師キーヤンこと木村英輝さん筆の、鯉が踊る提灯に山鉾巡行を描いた屏風。
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大丸は、鉾のミニチュアが飾られていました。
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きょう14日から宵山。テレビのニュースでも何度も映像が流れることでしょう。
ここから先は、姫丸もテレビで祇園祭。暑くなりそうな今年の夏・・・みんなに、いいことありますように!

祇園祭の詳細は → 京都市観光協会:祇園祭

きもので無料を楽しんだ伝統産業の日

天候にも恵まれた春分の日、京都は「伝統産業の日」でもあり、着物姿の人もチラホラちらほら。
ふだん京都の街なかで着物姿といえば、レンタル衣装の若い女性観光客グループが目立ってましたが、
この2〜3日は、さすがに地元の男女とおぼしき人たちが大半のよう。
姫丸も「着物で無料」券を活用しつつ、京都の春を満喫しました。桜の蕾も、ふくらむ♪

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1日目は森林の柄の白大島にヒゲ紬の帯。
暖かくなったので、数少ない薄い色味の着物にして、
柄のとおり爽やかな空気をまとう気分♪
髪は、買いたてのつけ毛でボリュームアップ。
ちょっとヨソイキになりました。
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2日目は花唐草の色泥大島に、これもヒゲ紬の帯。
帯揚げ、薄めの色にすればよかったかな〜。
髪は、お団子に巻き上げて小ぶりのカニバンスで
周りを留めただけのカンタンふだんヘアです。

・・・という格好で、1日目まずは京友禅総合展「第20回京友禅友禅作品展」へ。
手描き京友禅作家たちの作品がズラリと並び、その美しさを愛でながら、もちろん値札などついてないので、
私ならこれ着たい!と勝手に思い放題の至福の時。
東京では「大先生」と紹介される作家さんも、ここでは名札をつけて友禅染体験の受付をやっておられたり、
親しみやすいのも地元ならではのうれしいところ。今年は・・・わーお!
何年も「この人の作品、素晴らしいな〜好きだな〜いつかこんな着物が似合うようになりたいな〜」と
思い続けてきた作家の小森悦子さんが受付に g02.GIF いそいそ近づき、言い寄って?しまいました。
地図を片手に、きもの関連の施設も見て回りました。
(いずこも撮影禁止だったため、画像詳細は各サイトで見てくださいね)

京都絞り工芸館は、絞り染め体験もできる工芸館。
今月の特別展「琳派☓絞り染め」の大作、月光の紅白梅、古都三連山朝夕襖絵は息を呑む素晴らしさ。
絞り染めの技法解説ビデオを見て、作品(=商品)を見て、と。展示には正直、一工夫ほしいところでした。

京のじゅばん&町家の美術館 紫織庵は、江戸後期に建てられた大きな町家。
畳の広間や箱庭、祇園祭の鉾見台など、ここだけ流れてる時間が違うような居心地よさそうな空間でした。
明治〜大正時代の長襦袢や友禅の展示に、襦袢や着物地、浴衣の直売もあり、ついノドから手が。。。
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無鄰菴、平安神宮、二条城へも行ってきました。
いずこも、はて、前に行ったのはいつだっけ?という久々〜〜〜でしたが、きもので行ったのは初めて。
その昔、ここで生活していた人たちは和装だったわけで、自分も和装だと、
昔の人たちがすぐそこにいるような、タイムトリップしたような気がしてくるから不思議です。

そんなこんな気分を楽しみつつ。てくてくてくてく京都の街なかを探索しつつ歩きました。
きもの関連の方の家と思しき表札も、あちこちに。京都は歩く街、そしてきものの街を実感!でした。

「伝統産業の日」期間中、着物で無料券で得したのは・・・4,900円 f01.gif おおきに〜 0d14.gif

雀の砂浴び、超かわいい(*▽*)雀柄の帯

うっとおしい天気が続いていますが、ごきげんいかがですか〜。
姫丸は部屋のベランダに毎日、朝からピチュピチュチイチイにぎやかな来客があり、ごきげんです♪
そーなんです、置いてあった植木鉢を雀さんたちが砂浴び場にしていて、
3羽4羽と、やってくるのよ〜 g01.gif
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砂浴び、というより、砂を蹴散らし、かきだし、土ほこりをたて・・・そこら中を砂だらけにしながら
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ちょこっと頭を出して、こっちを見るの g02.GIF
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ちょっと前までは、どこにでもいて、いるのがあたりまえすぎて、よく観察することもなかったけど。
小さくて丸っこくて、からだ全体で生きている。見ていると、ほんとうに愛おしい生き物。
おそまきながら姫丸は、めざめちゃいましたわ。

以来、探し中なのは・・・雀の柄の帯!
ちょっと前にもオークションにメチャかわいい雀柄の帯が出ていて、うきゃ〜となったのだけど、
ハイ、そう思ったのは私だけではありませんでした。

その帯の出品者 ★=^. .^=さばねこ屋★さんが、またまたメチャメチャかわいい雀柄の帯を
出品中ではありませんか〜〜〜!

ほし〜〜〜い!けど、今回もライバル多そう。。。

雀さんたちとおしゃべりしつつ、「Dear きもの」がんばって書いてます!ぜひ、見てくださいね〜 f22.gif
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「Dear きもの」OPENしました!

お久しぶりです〜!
大変なことがいろいろありましたが。お変わりなく、お過ごしでしょうか。
姫丸は元気に、あれこれ考えることが多い日々を過ごしておりました。
ブログについても、さぼりながら、ちゃんと次なることを考えていたのよ〜 f16.gif

この「きもの気ままに」で、たまに書いてきたリンク集ですが、ブログの宿命で、
過去ログの中に入ってしまうと探さなくちゃならないし使いづらい、
また、リンク切れがあっても見つけて更新するのも億劫・・・
というわけで、一目瞭然、目的のページへ一直線!というサイトを、あらたにOPENしました!

お探し物、お買い物、きもの時間を楽しくする見っけもの、
絶対ハズさない、見に行って損はない、お役立ちリンク集にしたいと思います。
ぜひ、応援してくださいね〜!

こちらです♪   to-dear

和装ばなれ?きものブーム?

先日の「奄美大島紬の技に迫る〜伝統を受け継ぐ、つくり手たちの現在を知る」講座より、
「きもの知るほど〜よくわかる!大島紬」を加筆、画像も加えて更新しました!
ぜひ、ご覧くださいまし〜!

さて。今日のテーマは「きもの知るほど」に追記するつもりで書き始めましたが、書いているうちに、これは大島紬に限らない問題だ!と思い、おおいに私情も交じってしまったので、こちらに載せることにしました。

本場奄美大島紬は、1972(昭和47)年の28万4278反をピークに、’85年以降減少の一途 k5.gif
をたどり、2010年には、ついに1万反を割り込むようです。
きもの業界全体でいえば、経済産業省の統計によると、2009年度きもの小売市場は約3210億円で、これは10年前の1999年度に比べて約60%減という数字だそうです。

こういった落ち込みの理由として、よく言われるのが消費者の「和装ばなれ」。
世界的な景気停滞によって和装ばなれがさらに進行している、とか分析されるようですが。

「和装ばなれ」、ほんとにそうなんでしょうか k1.gif

姫丸は、ここ数年「きものブーム」が来ている、と感じています。
この「きものブーム」は、リサイクルやオークションなど「きものを安く手に入れやすい環境」ができたことが背景にあると思います。
でも、こういった市場は、統計には出てこないのでしょう。

きものは姫丸世代(40代、50代)にとって、ふだんを変える究極のコスプレ、ちょっと違う自分を発見しながら素敵に年を重ねるための衣装、あるいは奥深く集める楽しみもある趣味・・・と、人それぞれだと思いますが、「自分のために着たいから着る」というのは共通しているように思います。

きものは着たいし欲しい f22.gif そんなきもの好きの人は、確実に増えていると感じます。
でも、現実問題として、なかなか新品を誂えるほどの余裕はない(統計には表れない)。

買い方が変わってきて、「呉服店ばなれ」は進行しているかもしれませんが・・・
果たしてこれは「和装ばなれ」なのでしょうか?

姫丸は、作り手さんたちの「時代を超えるいいものを作りたい」という強い想いと創意工夫に触れ、
また大島紬の製造工程を知っていくにつれ、たくさんの職人さんたちの気の遠くなるような労力と技の結晶であり、日常に長く愛用できる着物となる大島紬は、産直価格なら決して高くはない、と思います。
実際に産地で全工程を見学してこられた方などは、逆に「こんなに安くていいのか」と思われたそうです。

しかし。呉服店の店頭に恭しく並べられたとたんに、別次元の「高い・・・」になってしまいます。

産直価格と店頭価格、その差を埋めるだけの価値を、呉服店に見いだせるのか?
お仕立て、お手入れ、すべてネットで探せば間に合う時代、
姫丸は、もう呉服店の客にはならないと思います。

でも、産地の応援団には、なりたい!産直なら、がんばって買いたい!

だから産地の皆さまには、声を大にして言いたい。
職人さんたちがちゃんと生活していける、後継者を育てられる、そんな産地であってほしい。
そして、作り手の方々から直接、産直価格で買える機会を、もっと増やしてほしいぞ〜〜〜 k2.gif
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着物で六本木ライブハウス巡り!

台風接近で、あいにくの週末になりましたが。まもなく11月ですね。
秋の夜長、きもので夜遊び ♪ しませんか。

11月4日(木)、5日(金)、6日(土)の3日間、
六本木・赤坂のライブハウス15店を、何店・何回でも巡ってライブを楽しめる
0d24.gif 2010 六本木・赤坂サウンドクルージング 0d24.gif」が開催されます。

姫丸の行きつけのライブバーも毎回参加していて、今年は新しい参加店も多いので、
この機会に、あちこち回ってみようかと思っています。
もちろん、できるだけ着物で ♪

ライブハウスといえば、ふだんはミュージックチャージだけで3,000円〜のお店が多いので、
よほど聴きたいミュージシャンが出るとき以外、知らない店には行きづらいものですが。
このサウンドクルージングでは、とってもお得に気軽に、お店をハシゴできちゃいます!

予算は、クルージングチケット5,000円+行ったお店で1ドリンク1,000円。
1日2店を回っただけでも、モトがとれる計算!
このほか、1日〜6日まで、協賛店(お食事系の)ではチケット提示で1ドリンクサービスも!

ジャズ、ポップス、ロック、ハワイアン・・・いろいろなライブを楽しみながら、
夜景の見える店、デート向きの店など、お店の雰囲気やメニューもチェックしておいて、
「行きつけにしたい店」を探すにも、またとないチャンス!

早めに出かけて、東京ミッドタウンや隣接の桧町公園の紅葉、
サントリー美術館「歌麿・写楽の仕掛け人 その名は蔦屋重三郎」展で、江戸文化を彩る着物美人画を堪能してから、クルージングへ、というのもアリ ♪

ほろ酔い気分で、夜の六本木界隈を着物でそぞろ歩く、にも絶好の季節♪

「六本木・赤坂サウンドクルージング」詳細は  *終了しています。

オークションにも、たくさんの方に見に来ていただき、ありがとうございます!こちらも、ヨロシクです〜 ポチッf22.gif

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189万円の大島訪問着を試着!

きょうは、着物友達と「たんす屋本部設立50周年 大島紬と沖縄染織のすべて」という展示販売会に行ってきました。
「憧れの大島紬が1万円から2,000点」というので、大島紬に目がない姫丸は行くしかないでしょ!

・・・という姫丸をご存知の、六本木たんす屋「わゑびす」の素敵な男性店長さんは、顔を見るなり、まっしぐらに極上の大島紬のコーナーに案内してくださいました。

「これだけいいものが数揃うとは、実は僕も思ってなかったんですよ〜」と、自分も楽しくてうれしくて仕方ないといった様子で開けて見せてくださったのは、
モダンあり古典あり、とても凝った、いい味わいの柄の、一元9マルキ、片ス12マルキ・・・
匠たちの技の結晶、純泥染め本場奄美大島紬、逸品の数々!

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「こちらも絶対、見ていってください」と、次なる場所へ案内いただき・・・あ・ら〜〜〜 f07.gif
見つけてしまいました!泥と黒の、影絵のような素敵な織り柄の本場奄美大島紬、訪問着!
ふつう大島紬の訪問着といえば、縞大島に柄を後染めしたものですが、
これは正真正銘、糸を染め絵羽に柄を織りだした、めったにない超・超・稀少品。

お値段は・・・1,890,000円!やっぱり・・・ケタが違いますね〜。
でも、素晴らしさもケタ違い。ふわ〜〜〜。

ひたすらその訪問着に見惚れていると、
「ぜひ、試着してみてください」と、織り元の方の声が・・・
え・・・いいんですか?とおそれおおいながら、こんなチャンスは2度とない!と・・・
着せてもらっちゃいました〜〜〜 2h01.gif

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軽くてしなやかで、織り柄の美しさも着てみるといちだんと際だちます。
帯も、特許の製法で作られているという大島紬の帯・・・
ふわ〜〜〜夢心地〜〜〜 s11.gif

とてもとても姫丸に買えるお値段ではないのですが、
これだけの丹精こめた着物に袖を通させていただいて、ほんとうにありがとう!
この織り元さんは、「大島紬美術館」さん。その名のとおり、ほかにも美術品のような本場奄美大島紬の数々を見せていただきました。

別のコーナーも、大島紬や琉球絣、宮古上布など、奄美大島や沖縄の着物が、いっぱい。
たんす屋さんならではのリサイクル品も、いろいろ。
早々に訪問着を着てしまったので、その後はクールに見て触れて、堪能しました。

お友達が1点、夏物お買上げ〜でしたが。
すみませんね〜姫丸は手ぶらで・・・。かわりに、ちょっぴり宣伝しちゃいます ♪

このイベントは、東京都庁そばのベルサール新宿1F  A・Bホールで
7月15日〜17日・・・って、あしたまで。ですが、

来週 7月22日(木)〜27日(火)東武百貨店池袋店10F催し物会場
「夏の呉服大市 リサイクルきものたんす屋まつり」
その特別企画として「大島紬と沖縄染織のすべて」も、あるそうです。
詳しくは、まもなくこちらで案内されるはずです→ たんす屋

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和の別世界に和む、美しい素材

今日も、ご覧いただき、ありがとうございます!
この「きもの気ままに」は、2009年7月31日デビューなので、おかげさまでまもなく1年 ♪ 。

movable typeというブログソフトを使っていますが、ちょうど去年の今頃は、ぶあついガイドブックを何冊も見ながら、カスタマイズに四苦八苦していました。
ど素人が、いきなりカスタマイズして立ち上げようというのは、かなり無謀だったかも。
よくやったよ〜と、ちょっとは自分を誉めてあげてもいいかな〜 (^^)

無料のブログは数あるのに、なぜ、そんな気になったかというと。
やっぱり自分らしく、自分の好みで自由に作りたかったから。
そして・・・素敵なイラスト素材を使いたかったから!

いまでは姫丸の分身のように思える、この画面最上部のブリキの金魚さんをはじめ、左フレームに季節ごとに入れ替えているイラストも、実は、すべてフリー素材の「十五夜」さんから拝借しているものです。

「十五夜」さんには、和の情緒たっぷりの四季の草花や鳥などのイラストが、た〜くさん ♪
も〜見ているだけでも楽しい、美しい別世界のようで、心が和みます f26.gif

とくに、きもの好きには、この柄の帯があれば!この柄のハンカチ、この柄の扇がほしい!と思ってしまう絵柄も多くて、たまらな〜いサイトです。

その素敵なイラストですが・・・「十五夜」の制作者ちゃちゃ様は、なんと、マウスで!!!
描いてらっしゃるそうです。
フエ〜〜〜。信じられない器用さ、素晴らしい技 p08.gif

人物だって、すご〜く上手に描かれています。

姫丸の似顔絵も、このとおり。
(↑↑↑ というのは、ウソで〜す。かくありたし〜の「夕涼み」のイラストを拝借しています)
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ぜひ、十五夜さん、見に行ってみてくださいね ♪ → 四季の素材「十五夜」
心やわらか〜になること保証〜!

冷房つけずにエコ〜に暮らしています。ひとふきの涼風を、いただけるとうれしいです〜 ポチッ
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