昨夜は、着替えるのもブルブルの寒い中、50年以上は前のアンティーク龍郷大島に初袖を通し、
お太鼓の形が〜〜〜とあせりまくりながら、時間ぎりぎり飛び込みセーフ。
「奄美大島紬の技に迫る〜伝統を受け継ぐ、つくり手たちの現在を知る」公開講座に行ってきました!

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講師の興ほずみさん、伝統工芸士・高木のり子さん、おふたりとも「時間があってないような、おおらかな島」という奄美大島そのままの明るい方で、質疑応答を交え、あっというまに楽しい時間が過ぎていきました。

なんといっても大島紬!なので、新たに学んだことや織機の写真などは、後日まとめて
「きもの知るほど〜よくわかる!大島紬」のほうに掲載しますので、ご期待ください!
ブログ村No.1人気の「きものカンタービレ」の方もいらしていて、さっそく講座の内容を詳しくアップされています(さすが!)

というわけで、きょうは講座外の、ちょっとビックリ〜!を。
参加者はアバウト40名ほどでしたが、思いのほか多かったのが30代後半〜とおぼしき男性たち!
講座修了後、希望者は大島紬の試着会となったのですが、その男性たち「男物は地味な柄ばかりでつまらない」と、みずから女性用の柄を選んで着付けてもらってました。

男性が、女性用の柄を・・・
おひとりは白大島、もうひとりの方は、なんと泥染め華やかな大柄の振り袖を試着!
これがまた、似合ったのにはビックリ!!!
女が着ると粋になりそうな白大島が華やかに似合っていたり、逆に大柄が粋に見えたり、
女物なのに男の色気が出て、なんともいい感じ〜〜〜!!!

泥染め、白泥染め、大島紬は自然から創り出した色だから、男女は関係なく、
要は「柄が似合うかどうか」だけ!これは新発見でした。

まだ、女物大島紬を男物に仕立てて着こなしてらっしゃる男性を見かけたことはありませんが、
この男性たちなら先陣を切って、やってくれそうです。頼むぞ〜!

そうだ、殿に着物に興味を持たせるのに、この手を使ってみよう。
私の着物の中から似合いそうなものを選んで羽織らせてみる、これならカンタンじゃん!
そんな思いがけない野心をおみやげに帰ってきた姫丸です。

講師の方々との記念写真を頼もう♪と思ったら。あちゃ〜デジカメにメモリーカードを入れ忘れ f11.gif> 残念無念でありました。
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