台風も近づいているようで、うっとおしい雨模様ですね〜。
でも今夜は、きものでJAZZ!大好きな山本剛さんのピアノを聴きに行きます♪
まだ1回も着たことがない雨コートも、着るチャンス!
これを「お初」に、雨コートを秋コートとして活用しようと思っています。

ちょうど今頃から冬コートまでの間に、きものの上に着る羽織ものには

・羽織り:前でヒモを結んで着るので、帯が見えます。
ふだんのお出かけ用、唯一室内で羽織っていても良いとされます。
・道行き:衿元右下からまっすぐ留めるもので、衿のデザインは様々。
・道中着:前を斜めに重ねて、腰あたりでヒモを結びます。

とありますが、いずれも着丈を長めに仕立てたにせよ、着物の裾部分が出ます。
着物と羽織ものの色柄、素材感をコーディネートするのは、かなり難しい。
また、帯を包み込むシルエットが、いかにも昔婦人っぽくて・・・
40才〜の羽織ものは「どんなに上手に着たところで、年齢より老けて見えるもの」としか私には思えず・・・。

でも、雨コートは違います!雨コートは、裾まで全部かくれる丈ですよね。

私は洋服のときもマキシ丈コートを愛用していますが、これだと外から見えるのはコートだけ。合う合わないなんて面倒もなく、コート姿そのものを楽しめます。
中は、どんなスタイルなんだろうって想像もかきたてたりして(^^)。
きものの羽織もので、こんな自由なマキシ丈感覚をかなえてくれるのは、雨コートだけ!

雨の日だけなんて、もったいない!
雨コートを、ふだんの秋コートとしても着る・・・絶対アリでしょ 0d01.gif

とはいえ、雨コートは、赤に黒の矢羽根柄とか派手な地色に大柄、光沢ありのものが多いですよね。ま、暗い雨の日だからパッと派手に気分も引き立てて、ということでしょうが、この基準で選ぶと、ふだんコートとしては到底、着られません。

でも、探せばある!
「ふだんもコート」を基準に、オークションでGETした雨コートは・・・

rain-coat

■左:黒地にスッキリした立湧柄。
柄が水=雨を連想させるものなので、晴れた日はNGだけど曇った日や夜ならOK。
ポリエステルだから、気楽に着られていいかな。

■右:こちらは正絹。やわらかな紬のような質感で、渋い暖色なので秋にピッタリ♪

【雨コートのサイズ】

・着丈:雨コートは着物と違って内揚げがないため丈直しが難しい&帯のふくらみ分を
考えなければならないので、要注意です。
着物、帯をした状態で着丈を決めるのが理想的です。
私は162cmで、雨コートは着丈136cmのものがピッタリでした。
・袖丈:着物の袖丈から0.5〜1センチ マイナス(もうちょっと短くても可)
・裄丈:0.5〜1センチ プラス