トレンドは、すっきりモダン!?

昨日ご紹介した東京ミッドタウンの Roppongi Kimono Fiesta が今日から!
さっそく行ってきました!

まずは、きものトレンド発信!コーディネート展示会場へ。
いわゆる呉服屋さんとは違い、kimonoブランドが多いので、
都会で浮かない「すっきりモダンなコーディネート」が多い印象。

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販売会は思ったより小規模ながら、各ブランドそれぞれの個性が、はっきり。
「くるり」の自宅で洗える綿の着物(仕立て上がり3万円〜4万円ほど)、
「awai」では、Wafureの素敵なレースの和装ブラ&ショーツも飾られていて、ため息〜の美しさ。
(ブログ村でもおなじみ、awai店長きのぴーさんのブログでも紹介されています)

全体的に「日常のファッションとして楽しむきもの」という、すんなり入りやすい雰囲気で、
これから着物を始めたい♪という若い方にはピッタリだと思います。
詳しくは、東京ミッドタウン【Midtown Blossom 2010】

「きもの独特の濃密さ」も大好きな姫丸には、少々ものたりなかったのですが。
ともあれ、ショップの方々はじめ着物姿の女性を久しぶりにたくさん見て、
やっぱり日本女性は着物姿が美しい!と、改めて思った初日でした。

週末は・・・きもの特典も多いし、晴れそうだし。きもの着て来よ〜かな〜♪ 

桜きものフェスタ♪お得お花見

4月、ようやく春が戻ってきましたね〜。

ふだんは紬系の姫丸ですが、この桜の季節は、てれんとしたしなやかな着物が気分です。
色も珍しく薄色で、あわやかな春景色の訪問着♪
木の枝の色からとった濃いブルー系の箔の袋帯を合わせてキリッと引き締めながら、
帯揚げは桜柄のピンクで遊びます♪

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訪問着とはいえ、きらびやかさのない全体柄なので、小紋感覚でも着られそう。
帯も、箔ではあるけど無地感覚。
なので、ちょっと上等のお出かけコーディネートで着るつもり♪

さて、今週の週末は・・・お花見日和になりそうですね!
昨年は京都の桜を楽しみましたが、今年は東京ミッドタウンの桜となりそうです。

東京ミッドタウンでは、あした4月2日(金)〜4日(日)まで、
Roppongi Kimono Fiestaが開催されるので、そちらも楽しみ!

期間中は、コーディネート展示やステージイベントのほか
■ 芝生で桜を眺められる桜カフェで、土日限定「着物フォトサービス」
■ きもの特典、対象レストランで先着300名に風呂敷プレゼント
■ 9ブランドがまとめて見られる、着物や帯の販売会
■ 120組ほどのコーディネートから選べる、きものレンタル(初心者も安心!着付け付)
などなど、盛りだくさん。
詳しくは東京ミッドタウン【Midtown Blossom 2010】

桜を眺めながら行ける、すぐ近くの国立新美術館では、開催中の「ルノアール展」が
5日までなので、見るならラストチャンスです。
国立新美術館【ルノアール展】

骨まで愛する扇子♪京の和装扇

着物まわりの小物で何が好きかって、姫丸は扇子が大好き。
いつもの着物でも、お気に入りの扇子を持つだけで、なんだか気分が華やぐから不思議です f26.gif

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これから夏にかけては、涼をとるという実用性でも、扇子は必需品。
小物の中でも、広げてあおぐという「動き」をともなうものだから、おおいに人目も引くので、
季節感も、着物や帯とのコーディネートも考えて・・・と、
扇子えらびは、それこそセンスの見せどころ、です。

で、選ぶ基準は色柄だけかというと・・・姫丸は「骨」にもこだわります。

閉じてしまっているとき、扇子は着物姿の一部。なので

「帯に差し込んでいるときに、どう見えるか」

も、とっても重要 k2.gif

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上の4本を帯に差し込んだとすると、黒背景の最上段部分が、帯からのぞいて見える部分。
ずいぶん表情が違うでしょ〜。
いちばん左は一般的な形の扇子。右の3本は「和装扇」です。

和装扇は帯に差し込んだときの見映えを考えて作られていて、骨?の形や色が
帯まわりの粋なアクセントになってくれます。
左から2番目なんて、骨1本!
この気骨がカッコイイでしょ〜。(さすがに紙の角が傷みやすかったけど。。。)

扇を帯に差し込むのは、着付けの仕上げ。
スッと差して、キリッと決めて、着物姿の出来あがりです!

・・・と。扇といえば「白檀扇」を、忘れてはいけませんでした!

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白檀(サンダルウッド)の木を彫った柄細工の美しさ、その透け感、
あおぐたびにフワリふわりと来る香り。
この白檀扇は20年程前に大奮発して買ったものですが、いまでもいい香りで
あ〜、これこそ扇の風の悦楽、汗ばむ季節の着物の幸福〜を満喫させてくれます 0d11.gif

和装扇も白檀扇も、なかなか見かけないと思いますが・・・
姫丸ひいきの大西京扇堂が、ネット上にもありました!

0d11.gif 大西京扇堂(おおにし きょうせんどう)
京扇の老舗です。そこそこ値段はしますが、骨の塗りやピシッとした開閉具合など使い心地も良く、長く愛用できます。画像の扇も、ここに行くたび購入してきたものです。
男物も素敵な柄が揃っています。「着物に目覚めさせたいオトコ」がいる場合は、扇のプレゼントは効き目あり♪
→ お手頃な和装扇と白檀扇を販売しているのは「きょうとwel.com内のショップ」
→ 芸術品的な和装扇は「大西京扇堂オリジナルページ」

0d11.gif 舞扇堂 楽天市場店
こちらは京都伏見の扇子専門店。リーズナブルで柄の楽しいものが多い印象。

和装扇、白檀扇が購入できるショップ(最新情報)は、Dearきもの「扇子」でも紹介しています♪

柄と無地の絶対コーディネート

着物は帯合わせが楽しい!
「着物1枚に帯3本」といいますよね。
でも、この着物にはこの帯しかない!と思えるほどお気に入りの組み合わせがあれば、
結局その組み合わせばかりで着てしまいません?

そればかりになる「絶対コーディネート」があるとしたら、この一組もそうです。

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扇に花瓶の大きな飛び柄、泥染め大島紬に、光沢のある暈かしの織りの名古屋帯。
街着にも、夜遊びにも、ちょっとしたパーティーにもいけそう♪
いま一番お気に入りの一組です f22.gif

昔は、着物と帯は「柄on柄」が基本。
柄と無地のコーディネートは軽〜く「洋服のような合わせ方」といわれましたが。

フォーマルは別として、現代の街並の中で着るには、柄on柄では濃くなりすぎがち。
無地系の帯なら、どんな派手柄の着物でも、すっきりモダンに都会的に仕上げてくれる、
ふだんに着やすくしてくれる・・・というのが最近の実感です。

派手柄着物が多い姫丸は、オークションでも、もっぱら無地系の帯を狙っていますが。
ライバル多し〜〜〜!

激安お宝さがし!ショップ特集

きょうはホワイトデー♪
バレンタインデーには殿にバッハルム・チョコレートを3枚、大奮発しましたが。
おいしくって、ほとんど私が食べちゃったので、今日が何の日だか忘れてるだろうな〜 0d13.gif

と、それはさておき。
洗える長襦袢を探しネット検索していて、ほかにもいろいろ発見がありました。

いったい、いつのまにこんなにも着物ショップが増えていたのよ〜!
あちこちでオークション並の価格や Sold Out を目にして、
着物の市場もホントに変わりつつある・・・感を新たにした姫丸です。

そして、ここはまた見に行こうと思えるショップも多数発見!姫丸がブックマーク登録した中から厳選!の
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激安お宝さがし!ショップ、リンク集〜〜〜

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下記サイトで、最新の情報に更新中です!

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安いの大好き!だけど、そうはいっても何事も価格だけじゃないのよね〜。

もう何年も前から、新品で低価格の物は、有名メーカー物であっても海外で作られているものが
ほとんど・・・と聞きます。

どこで作られたものでもメーカーが品質管理しているものだから、
自分の趣味に合っていて納得の価格で楽しめればいい。
着物も洋服と同じように、そんな日常のファッションになった、ということでしょうか。

中古でもいいから、やっぱり昔ながらの純日本製の価値というか品質とかにこだわる場合は、
それなりの価格はしてもリサイクル物から掘り出す、ということになるでしょう。

どちらにせよ、とても選択の幅が広がってきたことは大歓迎♪  その分、
しっかり自分の「きもの価値観」を持ち、それに見合った「目利き」にならなきゃ、
と思う今日この頃です。

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素肌と着物の間に♪下着と色気

きょうは一応、男子禁制 k2.gif
洗える長襦袢の続き、というか、その下の、インナーどうしてる?がテーマです。

昔の映画などでは、帯を解いて、着物の下には赤い長襦袢、腰巻を・・・と
着物は男性にとって、解いていく想像とムラムラ感のあるものだったようですが。

いま現代、自分が楽しむために着る着物のインナーは
自分の好みや着心地、こう着たいという着物姿のためのもの、ですよね。

着物のインナーは、標準?としては
(1)ショーツ、足袋
(2)和装ブラ
(3)肌襦袢+裾よけ(ペチコート)
(4)長襦袢
(5)補正(補正パッドなど)
そして着物となるようですが。皆さん、どうしてらっしゃいます?

姫丸は、(1)と(4)だけ。素肌に長襦袢→着物です。
あれこれ中に重ね着するのがキライ。
素肌に浴衣というような、着物も肌に近い感覚で着るのが好き。

それがいちばんの理由です。が・・・それだけじゃないかも〜。

「桃栗3年、柿8年」、それぞれ実がなる(成果が上がる)までにかかる時間が違う、
ということわざがありますが、これをもじった

t09.gif 「モモシリ3年、ムネ8年」

というの、聞いたことありません?

それは、高度成長期の華やかなりし銀座ネオン街。
一流クラブのママたちが競って、お金とプライドをかけて着物を着ていた頃のこと。
婉然としたママに胸タッチするには、それだけの時間と通い続けるマネーが必要。
さらっと身八ツ口から胸タッチしても、「あら、いやね〜、もう」な〜んて
ママに大目に見てもらえるようになるには、男としての人間修行も必要。
そんな意味が込められた、裏コトワザでした。

いまどきね〜とも思いつつ・・・姫丸は着物というと
この裏コトワザに空気のように宿る「間あい」「色気」を、思わずにいられません。

なので、

インナーで作り込まず、この空気感(気分)をまとう着方

というのが姫丸流 0d01.gif
(といっても胸タッチを期待してるわけじゃないのよ〜、ほ〜んの、ちょこっとだけしか?!)

で、インナーは、ちょこっとだけしか付けない分
ショーツは表に響かないノンラインでローライズ(トイレでの着崩れ防止にgood)、
洗える長襦袢も、「肌ざわりのいい上質なポリエステルで素敵な柄」というところには
こだわっています。

汗対策は、全然ありませんが。
着物は脱いだら風を通して、シーズンオフにクリーニング。
どのみち何度か着ればどこか汚れるので、必要経費と割り切って、お安く京洗い♪です。

アバウトな姫丸と違って、きちんとインナーを付けたい方も多いと思いますが。
自分の好みで組み合わせていけるインナーショップも、見つけましたよ♪
→ 装いの道 和の風ぷらざ

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ふだん着物に必見のショップ♪

久しぶりに晴れましたね〜。
寒い雨の間は巣ごもりしながら、ネットで着物ショップ巡りをやっていました。

春はインナーから!というわけで、姫丸のおめあては[「仕立て上がり・洗える長襦袢」。
お安い中国製も増えていて、価格は最安1,575円(ヤフオク)からありましたが。
長襦袢は、着心地と着物姿を左右する重要アイテムなので、同じポリエステルでも上質の素材!とこだわり、すてきな色柄のものを探しました。
途中、ええっ!というユニークな柄物も、たくさん見つけましたよ〜。

また「七緒」今季号で特集している木綿の着物も、気になっていたので探してみたら。
こちらも、けっこう見つかりました!
というわけで、姫丸がブックマーク登録した中から厳選!

0d01.gifふだん着物を楽しむためのショップ、リンク集〜〜〜0d01.gif

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1分と100円で髪アップ着物ヘア

オークションには、たくさんの方に見に来ていただき、ありがとうございます。
ベランダで画像を撮っていたためか、出品したとたん風邪をひいてしまいましたが・・・もう3月!
風邪も治り、落札いただいた商品の発送も終えて一息つき、今夜は久々に着物でJAZZ♪です。

付下げ以上の格の着物のときは、迷わず美容院に行きますが。
ふだん着物の今夜は・・・出でよ、ダイソー髪留め軍団 0d01.gif

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髪をアップにして着物を着ると、一気に日常からの変身!気分が楽しめるので、
「私の髪が黒いうちはロングヘア」と決め、ここ10年以上も帯の上までくるロングヘアをキープ中の
姫丸ですが、今はパーマがとれてハンパな状態。

でも、大丈夫!
100円ショップの髪留めは、とっても優秀 。とくにカニバンスは「噛み」の強さが秀逸で、
最初にガッチリ噛ませると、長時間しっかり留まっています。

夜会巻き風には
(1)髪をひとつかみにしてグルッグルッとひねりながら巻き上げ、
(2)毛先を入れ込んだ部分をカニバンス2個で留める
基本これだけで、いたって簡単♪

シニヨンも
(1)おだんごを作って周囲をカニバンス(もしくは花付の熊手)で留め、
(2)飛び出した毛先を小さい熊手で閉じこめる
だけでOKと、これまた簡単♪

セミロングの方には、バチッと留めるだけで後ろ束ね髪ができる和風バレッタや
バレッタに飾りリボン+おだんごを包み込む網のついたもの、も各種あり、重宝するはず。

カニバンスも熊手もサイズが大中小、色も黒と鼈甲調があり・・・
それが1000円もあれば、ほぼ全種、揃ってしまいますよ〜!

季節の花柄コーディネート♪梅

やっと寒さが和らいできましたね。春近し、梅の花も咲き始めました。
ちょっと遅ればせながらですが、長年のお気に入り、梅の付下げ♪
花が主役なので帯はシンプルに、うすい金色の綴れ織り袋帯を合わせて着ます♪

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季節の花柄の着物や帯は、「花の咲く少し前に着るのが最高のお洒落」と言われますよね。
アバウトな姫丸も、この美学は尊重しています。

開花の少し前〜咲いている間。
その季節しか着られない贅沢品ではあるけれど、だからこその着る楽しみでもあり、
ふだん忘れがちな四季の自然を、着物姿に目をとめてくれた人にも感じてもらえるような、
素敵な花暦でもあり・・・。

とはいえ、ふだん着物には「長く着られる花柄」が重宝。

たとえば椿は冬の花と思われがちですが、種類によって開花時期は5月頃まで、
牡丹も4月下旬に咲く春の花ですが、冬に咲く寒牡丹もあり・・・と、
まあ細かく種類にまでこだわらなければ、半年くらいOKなものも少なくないようです。

花のことを調べてみると、着られる時期延長!といううれしい発見も、きっとあると思います。

下記サイトは、目的の花が見つけやすくて解説も親切!
月毎の開花や、誕生日の花、花を題材にした和歌や歌謡曲も紹介されています♪
「季節の花300」 → http://www.hana300.com/

さて。先頃より思い切って!の姫丸たんすリセットも、春に向けて着々。
ふだん着物を優先して身幅お直しに出し、オークションの出品準備も進行中です!

運命の龍郷道中着!岡重の羽裏

も〜夢心地で買って帰ってから、まだ一度も着ていなかったけど。
もう少し暖かくなったら、いちばんにコートがわりに着たいのが・・・そうです、
運命の道中着!

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これは龍郷の着物用反物を道中着に仕立てたものです。
(龍郷とは、奄美大島龍郷町で織られている独特の柄の泥染め大島紬のことです)

これほど大柄の龍郷は、めったになく、とってもモダン・アートな雰囲気♪
試しに羽織った瞬間から、これは大胆モードに着よう!と思ったものです。
で、スキニーデニムにブーツ、インナーのタートル*の色は飾り紐の色と合わせました!
(*ユニクロのライトフリースです ^o^;;)

アートといえば、この道中着には、日本の芸術的な匠の技が詰まっています。
この大胆にして緻密な図案、
12マルキ?とも思えるほどの細かい絣を締め、染め、織り出す技。
これだけの大柄を仕立てる技。
そして鯛の柄の羽裏は、京の老舗・岡重の染め。

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この龍郷の反物を選び、道中着としてオーダーし、羽裏も手持ちの岡重の物から選ばれたという、前オーナー様のセンスにも感服します。
私は直接、その方から購入したのですが、「この道中着がブーツにも合うなんて素敵!」と言っていただけて、勇気百倍でした。

大事に私らしく、たくさん着よう。
この1着に込められた匠の方々の丹精を、外気と視線の中に解き放ち、羽ばたかせよう。
そんな想いで胸いっぱいの姫丸です。

★岡重(おかじゅう)のホームページ→ 京・老舗 岡重

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