も〜夢心地で買って帰ってから、まだ一度も着ていなかったけど。
もう少し暖かくなったら、いちばんにコートがわりに着たいのが・・・そうです、
運命の道中着!

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これは龍郷の着物用反物を道中着に仕立てたものです。
(龍郷とは、奄美大島龍郷町で織られている独特の柄の泥染め大島紬のことです)

これほど大柄の龍郷は、めったになく、とってもモダン・アートな雰囲気♪
試しに羽織った瞬間から、これは大胆モードに着よう!と思ったものです。
で、スキニーデニムにブーツ、インナーのタートル*の色は飾り紐の色と合わせました!
(*ユニクロのライトフリースです ^o^;;)

アートといえば、この道中着には、日本の芸術的な匠の技が詰まっています。
この大胆にして緻密な図案、
12マルキ?とも思えるほどの細かい絣を締め、染め、織り出す技。
これだけの大柄を仕立てる技。
そして鯛の柄の羽裏は、京の老舗・岡重の染め。

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この龍郷の反物を選び、道中着としてオーダーし、羽裏も手持ちの岡重の物から選ばれたという、前オーナー様のセンスにも感服します。
私は直接、その方から購入したのですが、「この道中着がブーツにも合うなんて素敵!」と言っていただけて、勇気百倍でした。

大事に私らしく、たくさん着よう。
この1着に込められた匠の方々の丹精を、外気と視線の中に解き放ち、羽ばたかせよう。
そんな想いで胸いっぱいの姫丸です。

★岡重(おかじゅう)のホームページ→ 京・老舗 岡重