もう夏になりましたね 京の町はBGMもコンコンチキチン、祇園祭一色になってきました。
昨日、姫丸は四条烏丸界隈を歩き回りましたが、四条通りには長刀鉾や月鉾が堂々、これぞ祇園祭の風景。
でも、ひとすじ入れば道いっぱいに鉾や山の組み建て中。祭りを裏で支える、町の顔に出会えました。
奥のほうにも、もう一基、鉾が見えますよね。
こちらも、見事な飾り付け、雄とした佇まい。でもまだ台車がついていませんね。
鉾はクギなどは使わず、縄でしばって組み建てられます。鉾へは、町家からつながる通路を渡って登ります。
(お稚児さんが乗る長刀鉾など有名鉾にも登ってみることができます!→ 拝鉾料1000円〜1500円)
こちらは鉾と違って「山」です。まだ骨組み。
もともと祇園祭は男が主役。お稚児さん(男児)に関わるのも男のみ、鉾や山の組み建ても男衆。
ふだんは静かな町なかで、京男たちをこれほど一時に見られることって、ないんじゃないかしらん。
こちらの山「山伏山」の町家では、代々受け継がれたお宝を展示・公開していました。
小さな一画ごとに、職人の町もあれば、商売の町もある。そんな町姿も見られました。
こちらは卸などの会社が多い一画だけあって、鉾の周囲のテントでは、お守りや何やら商売にも熱心。
四条通りに面するデパートのディスプレイも、祇園祭!
高島屋は、Rockな絵師キーヤンこと木村英輝さん筆の、鯉が踊る提灯に山鉾巡行を描いた屏風。
きょう14日から宵山。テレビのニュースでも何度も映像が流れることでしょう。
ここから先は、姫丸もテレビで祇園祭。暑くなりそうな今年の夏・・・みんなに、いいことありますように!
祇園祭の詳細は → 京都市観光協会:祇園祭