陽ざしの色が夏とは明らかに変わってきて、そろそろ秋色が着たくなってきました。
抹茶色は少し早いし、泥藍あたりから・・・と楽しく悩んでいます。

私の洋服クローゼットは真っ黒ですが、和箪笥の中は多色多彩〜♪
洋服では絶対に着ない色も、着物ならなぜか着たくなる、似合う気がする・・・
これって、着物の色が「和の色」だから、なのでしょう。

和の色は、日本の四季の自然から抜き取ったようで、見ていて心が澄んでいくみたい。
これが着物になると、染めの技、絹だからこその深みと発色が加わり、ほんとうに美しくて、引き込まれそう。

たとえば秋の花の色・・・和色大辞典を見ると、こんな感じです。

wa-color

色名も素敵♪
ふつうは紺系と一言でくくられそうな左の3色も、微妙に違う「桔梗」の色なのね〜。
これだけ色味があるから、どの色が自分の肌と気持ちに寄り添ってくれるか、いちばん似合う色を探す楽しみは尽きませ〜ん♪

でも、この微妙な色味の違いは、きものコーディネートにおいては決定的な差に!
着物と帯を合わせるときはもちろん、帯締め1本でも、色が合うかビミョーに合わないかで、着こなし全体の印象がガラリというほど変わってきます。

とくにネットで買うとき、商品画像は撮影方法やパソコンによって色が違って見えるし、
実物とも微妙に違ったりするから、色には慎重にならざるをえませんよね。

そこで一案。買う側も売る側も同じ色見本を見られれば、「この色見本の何色に近いでしょうか?」とか具体的に問い合わせられて、とっても便利!

【色見本サイト】は、お気に入り登録しておいて◎です!
■日本の伝統色465色、渋い色名も入っています。和色大辞典
■見比べてみて。カタカナ表記される色が285色。洋色大辞典