日本最古の和傘屋 京都辻倉へ

ごぶさたしました!お盆の京都からです。
雨のあとのムンムンとした暑さが続いていて、汗だくの毎日です。
昨日は和傘の老舗 辻倉さんへ行ってきました。

「雨の日きもの準備♪和傘リンク集」で、辻倉が店じまい・・・と書きましたが。
なんとビルに建て替え中だったのでした!
新しい辻倉は真新しいビルの7F、京和傘、提灯、和紙の照明がディスプレイされた素敵なお店になっていました。

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「これ、ほしい!」と思った番傘は、色を染めていないという生成色に赤と黒を少し配した和モダンな雰囲気で、顔まわりを明るく見せてくれ、洋装のときにもいけそう。お値段も12,600円とお手頃。
「それをお好きな方は、これも気にいられると思いますよ」と出してくださった羽二重の蛇の目傘は・・・やはり生成色に傘の外側が渋い茶系、赤と黒のアクセントもあって、軽くて、あらま〜なんて素敵 f18.gif と・・・こちらは42,000円!

番傘と蛇の目傘。外側から見ると大差はないように思えますが、持ち比べると、その差は歴然。
やはり蛇の目傘はダンゼン軽い!骨の角度も違っていて、髪をアップにしたら番傘だとつっかえそうな圧迫感がありますが、蛇の目傘はほどよい角度で、気分も優雅です。

でもね〜。番傘ならガンガン使えそうだけど、蛇の目傘は傷つけられるかもと思うと、もったいなくて混雑する場所には持って行けないわ〜・・・と、すでに1本、宝の持ち腐れをやっている姫丸は、結局、何も買えませんでしたが。

京都へ帰って立ち寄りたい店が一軒、増えたことはとてもうれしい。

辻倉は「元禄3年(1690年)から続く日本最古の和傘屋」だそうで、四条河原町の交差点(京都で一番の繁華街)のすぐ近くにあります。詳細は辻倉のホームページで、ご覧くださいね。
まもなくネット販売も始めるそうです!→ 和傘 辻倉

今夜は五山の送り火、大文字。この火が消えれば、お盆も京都の夏も終わり・・・でも残暑は続きそう;;

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雨の日きもの準備♪和傘リンク集

紫陽花の花も色づき、もうじき梅雨。
うっとおしい季節ではありますが・・・雨も楽しむための準備は、いかがなさってます?

なにはともあれ必要なのは、傘。
姫丸は、着物にはコレが究極!の、蛇の目傘を持っていますが・・・

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買ったのは20年以上も前。で、まだ一度も使ったことがないという、宝の持ち腐れ f21.gif

いまは店を仕舞われた京都河原町の老舗 辻倉さんで、
ひときわ目を惹き心ひかれた、エメラルドグリーンの蛇の目傘。

雨の日の着物姿に、えもいえぬ情緒を与えてくれ、
女っぷりも数段、上げてくれる小道具!と、当時で2万円ほどを大奮発しましたが。

たまに広げてはいたものの、箱に入れたままだったので、
いつのまにか油がにじみ、美しかった海の色は石油流出の海・・・状態に f20.gif
骨にはヒビも入っています。

でも、小骨の作りはビクともしていず開閉もスムーズ、
2段階に開けるのですが、その留め具(ハジキというそうです)も、しっかり。
職人さんの丁寧な手仕事は、時を超えるものなんだな〜と改めて感心します。

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いまでは安い中国製も多く、やっぱり、日本の匠の手によるものはゼロが1個、多い・・・。
それでも価値ある ♪ と思えるものが見つかりそうな

t16.gif きもののための和傘ショップ、リンク〜〜〜 は、こちらで更新中です。
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今年こそ、蛇の目傘に日の目を・・・じゃなかった、雨を、と思う姫丸ですが。
雨の日用の履き物は持ってないので・・・「カフェぞうり」 が、ほし〜〜〜。

晴雨兼用、お洒落で疲れないと大人気の、菱屋カレンブロッソ「カフェぞうり」。
ポイントが貯まる使える楽天市場店内のショップも、必見!

0d02.gif 「カフェぞうり」白、黒、茶色、セピア色など♪・・・・・西陣こもの屋

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