昨日、東京ミッドタウンできものを素敵に着こなしている方を見かけました。
その人は一人で看板を見ていましたが、楚々としているのに堂々として、きもの美人♪

ピン(一人)でいる人は、いい意味での緊張感があって、シャンとして、
それだけでもカッコいい。
そもそも、きものは一人で絵になるもの。
また、一人で出歩ける心の強さが、きもの姿をカッコよくする芯の部分だと思います。
だから傍目にも、何をしている人なんだろうな〜と、ミステリアス。
そのミステリアスに、ほんのり色気も漂ったり、するんですよね。

一人のカッコよさには勝てないけど、仲良し二人も、母娘の着物姿も、ほほえましい。
でも、グループとなると・・・

ちょっと前に、40代とおぼしき着物の4人組と、すれちがったことがありました。
それぞれがアンティークっぽい派手な着物で、おまけにメイクも濃いめ。
一人一人を見れば、おしゃれ・・・だったのかもしれませんが、
4人束になって向かって来られるとケバ〜ッなド迫力で、思わず目を背けました。
すごい毒気にあてられた気分。。。

若いコが色とりどりの浴衣を着て、楽しげにいるのはカワイイけどね〜。
40過ぎたら、こうはいきません。
パーティーとか特別な場や空間では別だけど、ふだんの街中では
グループになったとたん、「おばさんたちの着物の集い」。
ま〜、本人たちが楽しけりゃいいじゃん、ではありますが、全然カッコよくはない!

なので、きもの仲間と一緒・・・は楽しいことではあるけれど、絶対に群れない、
人数は多くても3人まで、と私は決めています。
3人というのはハンパだけど、これが周りに対する緊張感を薄れさせない=
おばさん濃さをアップさせない、ギリギリ最大限だと思うから。

それに、ピンでシャンの経験を積んでこそ、きもの姿も身ごなしもサマになり、

殿方(ダンナ様を含む)との待ち合わせ場所に、艶やかにきもので登場、

おお〜っ f18.gif と惚れ直させちゃう、なんてこともできるんじゃないかな〜。