幸福な秋へ!夕暮れ菊のコーデ
お久しぶりです!きょうから10月、袷の着物の季節到来!
夏の間は、あまりの暑さに、結局一度も着ることなくきてしまいました。。。
エアコンも一度も使わなかったけど v(^^)v。
いや〜、しかし。暑いだけじゃなく心ざわついた夏でした。
これからの仕事について、生き方について、
そろそろ覚悟をもって決断しなきゃな〜というところで考えることが多く、
おまけに、お財布状況もトホホに最悪。
こういうとき、つくづく思うのですね。
きもの着たい!とワクワクできるのは、けっこう幸福な状況なのだ、と。
洋服は、いくらでもごまかしがきく、というか、きものほど内面とは関係ないもの。
だけど、きものは「生のもの」(キのもの)、心の在り様が表れるもの。
心がグチャグチャごちゃごちゃしているときは、なんだかそれが表れそうで、
着られません。というより、着たいとも思えないわ。
着るからにはカッコよく着たいし、カッコよく着られるような自分の状態で、いたい。
なんだか私にとって、きものはそういう物差し、みたいな存在なのね〜。
というわけで、いくつか決断し、多少は気分もスッキリ上向き、
あ〜きもの着たい!というところまで盛り返しました
姫丸の秋一番は、このコーディネートで!
織りの生地に線描き友禅、菊の刺繍の付下げに、2度目の登場、染め名古屋帯。
こっくりした濃いチョコレート色に赤が効いて、色合いも秋らしい♪
同系色の、かなりインパクトの強い洋装的コーディネートだと思いますが、
夕暮れ空の下に広がる秋の野の景色・・・と、ストーリーは、いたって単純明快。
六本木の国立新美術館では、きょうからゴッホ展なので、まずはここあたりから!
少ない色味で、ゴッホの色彩にも負けないコーディネート!な〜んて自画自賛です。