着物まわりの小物で何が好きかって、姫丸は扇子が大好き。
いつもの着物でも、お気に入りの扇子を持つだけで、なんだか気分が華やぐから不思議です
これから夏にかけては、涼をとるという実用性でも、扇子は必需品。
小物の中でも、広げてあおぐという「動き」をともなうものだから、おおいに人目も引くので、
季節感も、着物や帯とのコーディネートも考えて・・・と、
扇子えらびは、それこそセンスの見せどころ、です。
で、選ぶ基準は色柄だけかというと・・・姫丸は「骨」にもこだわります。
閉じてしまっているとき、扇子は着物姿の一部。なので
「帯に差し込んでいるときに、どう見えるか」
も、とっても重要
上の4本を帯に差し込んだとすると、黒背景の最上段部分が、帯からのぞいて見える部分。
ずいぶん表情が違うでしょ〜。
いちばん左は一般的な形の扇子。右の3本は「和装扇」です。
和装扇は帯に差し込んだときの見映えを考えて作られていて、骨?の形や色が
帯まわりの粋なアクセントになってくれます。
左から2番目なんて、骨1本!
この気骨がカッコイイでしょ〜。(さすがに紙の角が傷みやすかったけど。。。)
扇を帯に差し込むのは、着付けの仕上げ。
スッと差して、キリッと決めて、着物姿の出来あがりです!
・・・と。扇といえば「白檀扇」を、忘れてはいけませんでした!
白檀(サンダルウッド)の木を彫った柄細工の美しさ、その透け感、
あおぐたびにフワリふわりと来る香り。
この白檀扇は20年程前に大奮発して買ったものですが、いまでもいい香りで
あ〜、これこそ扇の風の悦楽、汗ばむ季節の着物の幸福〜を満喫させてくれます
和装扇も白檀扇も、なかなか見かけないと思いますが・・・
姫丸ひいきの大西京扇堂が、ネット上にもありました!
大西京扇堂(おおにし きょうせんどう)
京扇の老舗です。そこそこ値段はしますが、骨の塗りやピシッとした開閉具合など使い心地も良く、長く愛用できます。画像の扇も、ここに行くたび購入してきたものです。
男物も素敵な柄が揃っています。「着物に目覚めさせたいオトコ」がいる場合は、扇のプレゼントは効き目あり♪
→ お手頃な和装扇と白檀扇を販売しているのは「きょうとwel.com内のショップ」
→ 芸術品的な和装扇は「大西京扇堂オリジナルページ」
舞扇堂 楽天市場店
こちらは京都伏見の扇子専門店。リーズナブルで柄の楽しいものが多い印象。
和装扇、白檀扇が購入できるショップ(最新情報)は、Dearきもの「扇子」でも紹介しています♪